生かされているという事

今から約１０年前位の事
踏み切りが　鳴ったので　無理に踏み切りを渡る事なく待つ事にした。
その時　踏み切りを無理に渡って来た乗用車が　突っ込んで来て
正面衝突の事故になった。

あと２０センチ　ずれていたら　コンビニに突っ込む所だった。
たまたま　サイドブレーキを引かずに　フットブレーキだけて
停車していた事が　幸いだったのか？
運転席は　対向車の直撃だったにも関わらず　むち打ちと打撲で済んだ。
ちなみに車は　全損だったが・・・
乗っていた　私と義姉と姪と甥は　軽症で済んだ。
その時に　病院で　言われたのは・・・・
『その状態で　良くそれだけの怪我で済んだね　即死でもおかしくないよ』と
言われた。実際　同じ様な状態で　運転していた人が　亡くなっていると
教えられた時に　人間は　自分で　生きているのではなくて
生かされているんだと思った。

実は　その昔　精神的に追い込まれると　リストカットを良くしていた。
でも　その事故以来　考えなくなった。
それは　即死でも　おかしくない状態でも　死ねなかったからだ。

だから　まだ　私には　遣り残した事があって　死ぬ事が出来ないのだ。
と思う様になった。

そして　昨年・今年(お父さん・義姉のお父さん)とガンで亡くなり
色々と考える事も　出来た。
生きたくても生きる事の出来ない人も居ると言う事です。

いずれ　遅かれ早かれ　人間は　皆　死ぬのだから
自分に与えられた　寿命は　全うしようと・・・・